みなさん旅行は好きですか?
私は大好きです。
でも結婚して家族ができたら旅行に行くのも難しいですよね。
特に海外旅行なんて尚更です。
長女妊娠6か月の時にホノルルに5泊7日、次女妊娠6か月の時に福岡3泊4日の旅行をした私が
妊婦で海外旅行に行ってもいいの?
どんなリスクがある?
行くならどのような準備をしていけばいい?
というお悩みに答えていきたいと思います!
目次
妊娠中で旅行に行ってもいいの?
答えは「NO」です。
え?自分は行ったくせに(笑)
綺麗な景色でマタニティフォトを撮影するなんて、妊娠中だからこその体験も出来るのも事実です。(煽ってどうする)
行きたい気持ちはわかりますがあえて厳しめでいきます(笑)
「NO」の理由(実体験あり)
次女妊娠8か月の時に「切迫流産」になり、1か月入院の生活を強いられました。
同じ経験をした方ならわかると思いますが、
点滴しっぱなし
流産するのでは?という不安
とにかく不安
地味に過酷です。
これが海外で起こってたかと思うとゾッとします。
小さい頃から健康優良児だったし旅行時の体調も全く問題もなかったのに、「まさか」と信じられない気持ちでいっぱいで毎晩泣いて過ごしていました。
旅行先で起こる可能性があるリスク8つ!
1:「過信」から起こるリスク
切迫流産になった理由は、まさに「過信」です。
定期検診も順調、健康優良児という法則から「自分は大丈夫」という「過信」をしていました。
妊娠中の体調は想像もつかない所で崩れ、下手すると母子ともに命の危険もあります。(脅かしてすみません)
明らかに自分は「過信」していたタイプで「よくハワイなんて行ったなぁ」と後になって後悔しました。
いくら健康体だったとしても思いがけない所で妊娠中は何が起こるかわからないのが実情です。
2:メンタルが不安定になる(特に海外だと)
とにかく不安な気持ちになります。
どんな治療されるかわからない
母子ともに無事なのか
こうなってしまった事を自分のせいにする
などです。
3:言葉の壁
医療用語を英語で意思疎通をはかるのは、なかなか難しいものです。
英語圏ではない国ならなおさらですね。
4:医療費が高い(特にハワイ)
国によっては医療費が高いです。
ちなみにハワイは医療費も高額、救急車も有料で高額というダブルパンチです。
医療費がどのくらいかかるか調べておいた方がよさそうです。
5:アクティビティに参加できない
妊娠中は控えざるを得なくなります。
その国にあった魅力的なアクティビティがたくさんあります。
例えばハワイだったら
ダイヤモンドヘッドに登る
水上ヨガ
シュノーケリング
あたりでしょうか。ほとんどNGですよね。
アクティビティメインの国だと「行ってもつまらない」になってしまいます。
幸いハワイはアクティビティを満喫しても楽しいですが、のんびり過ごしても十分楽しめる不思議が空気感がある都市ですよ〜。
6:食事があわない
国によっては食事があわない場合があります。
海外は高カロリーな食事が多めです。
美味しい、マズいもありますが、妊娠中は脂っこい食事をなるべく控えたいものです。
アジア圏なら、ヘルシーな料理も多いイメージです。
7:予期せぬ症状が現れる
花粉症のような症状
不眠症になる
渡航前では全く兆候はなく、帰国してしばらくしたら治りました。
全くの原因不明です。
他にも全身のかゆみ、頭痛、私とは真逆の「ひたすら眠い」などもあるそうです。
あまりにもひどいようなら日本だとすぐ病院に行けますが、海外だとすぐは難しいですよね。
8:布団が合わないと体に負担がかかる
背中と腰が痛くなりました。
マットレスは「シモンズ」だったにも関わらずです。
おそらく妊娠中の体には普段から使用しているニ●リのベットの方が良かったのかもしれません。
あくまでも私の場合です。
妊娠中に海外旅行に行く時の8つの対策
実際にハワイに行った時の準備品を紹介します。
散々ネガティブな事書きましたが、
「それでも旅行に行きたい」
「行けば何とかなるだろう」
と思う私みたいな方は是非参考にして下さい。
1:主治医に相談する
まずは勇気を出して聞きましょう。
「君は何を言ってるんだ!」
「ハワイなんてもってのほかだ!」
と言われる事をドキドキしながら聞きました。
意外と主治医の答えは「ハワイなら医者いるしね〜」とあっさりOK。
しかし後に切迫流産を経験したからこそわかる主治医のOKの解釈は
「あなたは順調に経過しているから何事もなく無事過ごせますよ」
ではなく
「今は安定しているけど、何が起こるかまでは把握出来ないからそこは自己責任でね」寄りだったと思います。
キビしー!
2:手厚い海外保険に加入する
あえて保障が充実している保険に加入しましょう。
特にハワイは医療費が高額です。
掛け捨てになる可能性もあるかもしれませんが、万が一を考えるとケチらない方が得策です。
渡航先の医療事情を調べておきましょう。
3:現地でアーリーチェックイン出来ないか聞いてみる
ハワイは到着が朝になる便が多いです。
渡航先が午前中になる国もあります。
事前に「アーリーチェックインしてもらえました」という宿泊先の口コミがあるかチェックしておくのもいいかもしれません。
大きな荷物は預かってくれる所が多いのでその時聞いてみましょう。
私は2時間ほど前倒ししてもらえました。
眠いのに無駄に移動するのは体に負担がかかります。
もしアーリーチェクインしてもらえなかったら、カフェやビーチでボーッとして時間を待ちましょう。
4:渡航先の病院を探しておく
事前に病院をいくつか探しておきましょう。
できれば日本語が通じる病院がいいです。
5:移動はなるべくレンタカーを使用する
自分で移動できるのは何かと便利です。
公共機関でなにかあった場合を考えて、私は3日間レンタカーを借りました。
車線が日本と反対でやたら一方通行が多く慣れるまで大変ですが事故をせず何とかなりました。
とはいえ、なるべく手段を使って移動しないことが大事です。
6:飛行機
予算に余裕があるのならビジネスラインで予約するのもありです。
シートは、ほぼフラットだし機内も快適に過ごせます。
事前に航空会社に妊娠中であることを申請するので、搭乗すると客室乗務員がさり気なく気遣ってくれます。
私は、チェイナエアラインでしたが奮発してビジネスで行きました。
ANAやJALのビジネスクラスよりかはサービスに劣るかもしれませんが、十分満足いくものでした。
なにせ人生初のビジネスクラスでしたから。
7:スケジュールに余裕を持つ
あくまでも「のんびり過ごす」がテーマです。
そして「のんびり過ごせる」国を選ぶのも大事です。
旅行はスケジュールを朝から晩までいれたいですよね。
妊娠中はあきらめましょう。無理は禁物です。
体調に負担がかかりそうなスケジュール・アクティビティも我慢しましょう。
8:対策グッズを持っていく
腹巻き(冷え対策)
こちらは現在も私の愛用品です。
シルク製なので1年中使用出来ます。
ブランケット
こちらは4枚持ってます
妊娠中の冷え対策
赤ちゃんのおくるみ
子供の夏のブランケットとして
とにかくずっと使えますよ。
妊娠経過がわかる母子手帳(内容を伝えられなきゃ意味はない?!)
母子手帳を持って行きましょう。
実際にどのように過ごしたか?
簡易的ではありますが当時どのように過ごしたかお伝えします。
1日目:ホノルルに8時頃到着。市内散策やホテルでのんびり。
2日目:ホテル目の前のビーチでのんびり(昼寝、読書)
3日目:ノースショア、カイルアビーチまでドライブ
4日目:カハラ方面にドライブ
5日目:アラモアナショッピングセンターで買い物
基本14時頃にはホテル周辺に戻り、ホテルやビーチでのんびりしていたという感じです。
本当はドライブも辞めた方がよかったかも、ですね。
そういえばマタニティフォト….撮ってません。
まとめ:妊娠中の海外旅行は控えて、行くなら対策を万全にしよう!
いかがでしたか。
なるべく妊娠中の海外旅行は控えた方がいいです。
どうしても行きたい場合は
国内旅行に留める
海外旅行に行く場合は、さきほど紹介した対策を徹底的に行い旅行する(でも100%安全でない事を自覚しておく)
なにが起こっても「自己責任」の覚悟を持つ
上記を心がけましょう。